聴聞日記

稲沢市まで迦陵頻伽の法話を聞きに行って来ました。稲沢市でも祖父江町といって合併で稲沢市になったところです。西のはずれになります。 一宮に通っていたときは毎日のことだったので、軽く考えて2時間あれば大丈夫と12時に出発。でも、最良の道を選べな…

春日了という人の「心に劇薬を」という本を手に入れてから、仏法と日常生活の接点とか両立とかいうもののヒントを掴んだようで、ずっと仏法の生活への役立ち方、そんなことを考えていました。 そうしたら最近「『人がいい人』は『いい人』か」森政弘著を読ん…

講師の先生は自分でもくどいというご不満が出てくることがあると言っていましたが、なかなか先に進まず、あまりピンとくるところも少なかったので失礼だとは思いましたが、午前でご無礼させて頂きました。こういう聞き方が一番悪い聴聞だとは思うのですが、…

昨日、守綱寺様のしんらん塾がありまして、久しぶり(1年以上ぶり)に出席させていただきました。テーマは歎異抄第10章。 「念仏には無義をもって義とす。不可称不可思義不可説のゆえに」この一説の「無義」とは、人間を苦しめる偏った価値観による意味付けや…

福万寺様で夜の勉強会がありました。宗教の3種の求め方について理解を深めました。それらは、(1)お願いのタイプ、(2)心がけのタイプ、(3)自分を知るタイプの三つだということです。もちろん、浄土真宗は(3)のタイプなのですが、世間では(1)(2)のタイプが主と…

昨日は明栄寺様で同朋会でした。ずっと、教行信証を勉強しています。今月は、聖典のp.229終わりころからp.230始めで。大体一回に1ページ弱で進んで行きます。自分はもうかれこれ7年通っているのですが、未だに教行信証を通して読もうと思ったりするだけで…

千福寺 無縁者追弔会 小谷香示師 現代は造る時代から、受け取る時代に変わってしまった。物の無い時代はものを作ったので、ある程度その原理が分かったが、今は受け取る時代になってしまい、そのものTVとか自動車とかがどういうものかよくわからなくなってし…

2009年青少幼年問題学習会に参加して。 講師の小沢牧子さんの話を聞いて、社会的な根本的なシステムの問題に言及していることが分かった。 「心のケア」の爆発的な広がりは1990年代の新自由主義の台頭に端を発している。「心の専門家」の言葉は1985年に河合…

毎月、教学研究所編「清沢満之 生涯と思想」という本の勉強をしているところに、5〜6ヶ月ぶり2回目の出席をさせていただきました。今回は偶然、紗蓮さんと一緒になり、その前に駒居さんと連絡をとっていたという、何か久しぶりの人たちに縁のある日でした。…

先日、念仏会に行ってきました。長息念仏(自分はこう命名している)を実践する斬新な会です。主催者は五会念仏の会というものを目指していて、昔の念仏方法を再現して同じように修行をしようとしている会のようです。どう書いても誤解されそうですが、ようは…

赤羽別院で2/6,3/6,4/23の3回にわたって真宗講座が開かれます。講師 池田勇諦師 講題は「報恩講和讃に聞く」です。 まずは2/6の第一回が終了したのでそれについて報告したいと思います。 具体的には「五十六億七千萬 次第六首に聞く」―親鸞聖人の弥勒観―とい…

法話の中に「天才バカボン」の話が出てきた。バカボン=婆伽梵=釈迦の意味があるということは、自分も話したことがあった。そして、どんなことがあってもバカボンのパパが最期に言うひと言は「それでいいのだ」「これでいいのだ」である。これは、真宗のあ…

久しぶりに聴聞させていただきました。 今日から12ヶ月、毎月18日にはるばる大阪から来て頂く説教師さんです。詳しいことは分かりませんが、行信教校に通っておられる(これも詳しくは?です)そうで、さすがにお話は上手です。伝道院でも勉強してこられたと…

西光寺様の報恩講の2日目。今日の説教は織田慶雄師。 午前中乗りに乗っていたようで、聴聞者の反応も良かった。いつもの織田節が炸裂といった感じ。要所要所で冗談が受けていた。そして、またその冗談が真理を突いていくという、織田先生独特の話の進め方で…

今日、西蓮寺様の来られる説教師さんは三浦教照師です。この方は若いころよく歩かれたということを聞きました。だからかも知れませんが高齢でも元気です。 数字に強く、一升マスにはいるお米の数はいくつという話とか、二宮尊徳の節約の話の印象が強く残って…

三和地区仏教会の仏教講座で中村薫師の「『観経』に聞く」というテーマで法座がありました。結局、登場人物の説明、アジャセがダイバダッタにそそのかされてクーデターを起こし、悩むイダイケ夫人が出てきて愚痴をのべるところで時間切れでした。が、最初か…

ネットでも聴聞が出来ますね。といっても読むことになりますが。 『信に死して願に生きよ』の言葉を検索していて、見つけてしまいました。 http://ww4.tiki.ne.jp/~enkoji/index.html 真宗大谷派 福壽山圓光寺さんのHP 一日楽しめます。残念ながらどこにある…

「教行信証(信)」p.221(23) (般舟讃)また云わく、敬いて一切往生の知識等に白(もう)さく、大きに須らく慚愧すべし。釈迦如来は実にこれ慈悲の父母なり、種種の方便をもって我等が無上の信心を発起せしめたまえり、と。 高僧和讃に 釈迦弥陀は慈悲の父母 …

久々に聴聞を楽しめました。計10人の、しかもベテランに入る説教師さんの説教が一気に聞けるなんて、もったいない贅沢な催しです。約20分ずつ交代で説教をするので、肝心要のところを次々に聞けます。いろいろ考えさせられました。それぞれもっともで、納得…

http://cvnweb.bai.ne.jp/~hana875/sadou.htm 四規七則 四規 和敬静寂 七則 茶は服のよきように点て、炭は湯の沸くように置き、冬は暖に夏は涼しく、花は野の花のように活け、刻限は早めに、降らずとも雨の用意、相客に心せよ。 - 茶道の千利休の言葉には、…

この間、結構聴聞したんですが、とりあえず昨日の報告。『節談説教−伝統と継承−』を聞きに東別院(名古屋)まで行ってきました。内容は、 講演「節談説教とは」 関山和夫氏 「御開山のご苦労」 祖父江佳乃師 「大根屋」 伊藤孝道師 「法芸一如」 羽塚孝和師 節…

「満之真導会」と言う勉強会に出席させてもらった。 その中で源空上人選択付属御影の紹介があった。今年の4/26〜5/25まで「三河念仏の源流」という特別企画展が行われ、図録パンフのp79に写真が載っている。 「親鸞は、元久2年(1205)に法然の主著である『選…

上田紀行さんの講演会で、300人の満員の聴衆が笑いと元気を頂き、盛大な拍手で終わった。帰りには著書を買い求める行列で10〜20分待ち。この講演には、お寺関係の主催ということもあって、年の多い人が多かったが、自分のとなりでは小学生らしき女の子が大う…

真城義麿師「生活の聞法」聴聞記(続き) 聴聞の聴の文字は耳+目・心と書く。 いのちを大切にするとは、殺生しないように努める事。。 殺生とは 1.自殺 2.他殺 3.方便殺 間接的に殺す。 4.歓喜殺 死んだら喜ぶ。 5.呪殺 心に思うこと。 法…縁起 縁起の法とは…

真城義麿師「生活の聞法」聴聞記(続き) [4つの食事] 1.おいしいが、体に良くない 2.おいしくないが、体にいい 3.おいしくなくて、体にも良くない 4.おいしくて、体にいい いろいろな宗教があるが、衆生はどんな宗教を選ぶか? “おいしい”は今現在のこと、“…

岡崎教区第8組の夏期講習会が行われましたのでちょっと書いてみようと思います。 講師は真城義麿師で、講題は「生活の聞法」 昨日の夜1時間30分と今日の午前2時間、午後2時間の5時間30分で内容もわかりやすく説いてくださいました。大谷中・高等学校の校長先…

今日の暁天講座の冒頭で、「最近オリンピックの話題で、特に今日はソフトボールの金メダルで明るい話題が多くなりましたね。それまでは青少年の犯罪が多く起こっていて暗い話題だったので、いい事ですね。」というようなお話しがありました。 そのことについ…

3/30(日)に三河別院で法話と絵解きと落語がありました。 全体を通して思ったことは、話をする、聞いてもらうということの難しさです。どこが違うのだろうかとずっと観察していました。周りでのボソボソとなされる感想談。勉強になります。 やはり、雰囲気が…

聴聞ではないのですが、先日行った絵解き法話の録音を聞いてみて、口癖として、「実は」、「ねっ」とか、慣れ慣れしい口調など、少し気になるところもありました。しかし、2回通り聞けてしまうのはまあまあということかなあとかも思ったりして。 声を大きく…

先週は別院の報恩講もあり、結構法話を聞かさせていただきました。特に恵琳寺様での織田慶雄師の法話は良かったです。何が良かったかと言っても、その場にいないとその空気というものは伝わってきません。「何が幸せかねえ?どうなると幸せ?」との問いに、…