3/30(日)に三河別院で法話と絵解きと落語がありました。
 全体を通して思ったことは、話をする、聞いてもらうということの難しさです。どこが違うのだろうかとずっと観察していました。周りでのボソボソとなされる感想談。勉強になります。
 やはり、雰囲気がまず最初。余裕を持って笑顔を作ること。声のトーン、大きさ。声が小さいと内容以前に聞いてはもらえません。声のトーンは自信にもつながります。安心して聞く事が出来るようにしなければなりません。
 そして、内容。仏法は難しいと言われるそのいわれを飽きないように説く。そして、究極はお念仏。緊張と緩和といわれるように、飽きてきたなと思ったらちょっと笑いを入れる、その技術は素晴らしいと思います。
 落語は、2席聞けて本当に良かった。というのも、2席目の「時そば」上手でした。30分小話で笑わせっぱなしで、「時そば」であれだけ笑わせてもらえるとは、名人かも知れません。名人でしょう。まだ上がいるというのならば、是非その芸を拝んでみたいと思います。
 落語家もいろいろ、説教師もいろいろ、自分が楽しく聞ける人をはやく見つけて、その楽しさに目覚めてもらいたいと思いました。
 2組の皆さん、楽しい一時をありがとうございました。