言葉の紹介

人間には直視できないものが二つある。それは太陽と死だ。 ラ・ロシュフコーラ・ロシュフコー箴言集 「われわれの美徳は,ほとんどの場合,偽装した悪徳に過ぎない」――よく知られたこの一句が示すように,ラ・ロシュフコー(一六一三―八〇)の箴言は,愛・友…

稲垣瑞劔師『安心の極意(二)』より 信心をいただくにはどうすればよいか。 (一)深く無常を感じて、「因果業報」の真理を信ずること (二)自分は、邪険・驕慢の悪衆生たることと信ずること (三)凡夫は、「妄念より外に 心はなきなり」と信知すること …

亡き人を案じている私が、亡き人に案じられている。 今日という日は、昨日死んだいった人が、あれほど生き たいと願った明日。 老いはいやだ、若いが良いと言っている人も今日という日が一番若い。 生は偶然、死は必然。 法語を味わいながらおやすみなさい…。

仮に人生のハズレを引いてしまったとしても、 その結果を正面から引き受け、 人生に意味を与えることができる者こそが、 真に強い人間なのだ。 内藤理恵子著「映画(シネマ)じかけの倫理学(エチカ)」より

「自己に素因のないものごとを、人は感じることはできない。」素因というものは、その人が過去または現世において実際に体験した因縁である。 各自は過去においていろいろな素因を有し、未来において無限の素因を作ることができるのである。 そして過去の悪…

他人を励ますのは、気楽です。自分を励ますのが大変なんです。 吉野弘 今日“ただびと”が届きました。その中にあった言葉です。 落ち込んだときに、自分を励ますことのできる人は、何かしらの業績を残せる人だと思います。 落ち込んだら、底が知れない人は、…

中日新聞に梶川亮治さん俊一さん父子二人展の記事が載っていたのを見て、 哲学たいけん村無我苑に行って来ました。 作品は、写真撮影不可なので紹介できませんが、実物大の彫刻を見るのは迫力満点です。 「よくしゃべる、よく聞く、よく見る」の三猿は、なる…

「牡丹餅(ぼたもち)は春の名、夜船(よふね)は夏の名なり。 萩の巻は秋の名なり、北窓(きたまど)は冬の名なり。 夜船は着くを知らず、北窓は月入らずとぞ。」 ぼたもちは、餅のように米粒を搗かないことからの、昔の人が考えたダジャレ。 江戸後期の国学者谷…

「指は六本なくてはならない」と思い込んでいたら、自分の指が五本しかないことに悩む。

『ライフスキルズ』 ライフスキルズ(Life Skills)とは、世界保健機構(WHO)が1993年に定義したもので 「人々が日常生活で生じるさまざまな問題や要求に対して、 建設的にかつ効果的に対処するために必要な能力」のことだそうです。 具体的には下記の10項…

町で見かけた言葉。 お賽銭は皆様の 浄財です お困りの方は どうぞお使い下さい お地蔵様の ご加護がありますように 合 掌

思わず納得。おもしろい!

街で出会ったちょっとした言葉。 何か殴り書きが…。 『速く走る奴は 転ぶ』 確かに。 思わず吹きだして、納得。 笑わせてくれます。ラーメン屋の隣のお店。 何の店? 何故 この言葉を? 店主に何かあったのでしょうか? こんな言葉を見つけると、これで"街お…

一生を終えて後に残るのは…

街にあったちょっとした言葉。 2頭の白いトラ(ライオン?)の乗った車の後ろに書いてある言葉。 『一生を終えて後に残るのは、我々が集めたものではなく、我々が与えたものである。』 この車ナンバーがついていて公道を走れます。 よくわからないのですが、…

清風が送られてきましたので、その中から。 「苦しんでいることは、救いではないが、救いの縁になりうる。」 安田理深 「そんでも そやけど あいつが こいつが」 高光一也 高光 一也(たかみつ かずや、1907年1月4日 - 1986年11月12日)は、洋画家。 石川県…

言葉というか語句ですが、 AQ (逆境指数)(Adversity Quotient)「逆境指数」を知っていましたか。 ポール・G・ストルツ博士が提唱したAQ(Adversity Quotient)ですが、IQが知能指数、EQが感情指数であるのに対して、AQは精神の強靭さを計る指数だそうです…

ニーチェを勉強して、「神は死んだ」の言葉のように 新しい価値基準を探し求めていたその真面目な姿勢を知って、 どうして親鸞の思想に出会えなかったのか、 出会っていれば、ニーチェならでは新しい世界観を聴くことができたろうに。 そして、生きることの…

『人間関係はええかげんでないとできない。 好かれようと思ったら、ええかげんにしているのが良い。』 このことは今回の原発事故にも言える。大学教授も含めてコメンテーターはかなりええかげんである。はっきりもの(事実)を言ったコメンテーターは次に呼ば…

・いらないものを持っているから 人間は流転する。 ・嫌いなものが多くある人ほど 知識の狭い人である。 ・自己を狂わせ 迷わせる敵は 内にある。 (清風今月の掲示板より)

毎日寒い日が続いていますね。こんな日はある住職が法話で言っていた言葉を思い出します。 「寒いね」と話しかければ「寒いね」と答える人のいるあたたかさ いい感覚をしている人の言葉だなぁと思ったのももう6〜7年前のことです。 今日帰りにふとこの言葉…

「いつ死んでもええ人はなぁ、いつまで生きとってもええんやで。」 伊奈祐諦師の法話に出てくる伊奈教雄師の言葉です。 親鸞聖人は「名残惜しくおもえども、娑婆の縁つきて、ちからなくしておわるときに、かの土へはまいるべきなり。」と浄土にまいりたき心…

「感動とは感じて動くとかくんだなあ」 相田みつお各地でタイガーマスクからの贈り物が広がっている。「一方、兵庫県の赤穂市では、警察署の駐車場に「伊達直人」と書かれたのしとともにランドセル4つが置かれていました。「施設に持って行きたかったが、場…

今日ラジオで「雑草という草はない」という言葉を紹介していました。この言葉は法話でよく聴くのですが、まさかあの方のお言葉とは知りませんでした。 2009年3月30日の「ちょっとひと息」で「雑草という草はない」を書いていました。 http://d.hatena.ne.jp/…

ともかくも あなたまかせの 年の暮 小林一茶 あなたまかせの「あなた」とは「阿弥陀如来」のことで、 本来は、阿弥陀仏の力にまかせることをいった。 この句も「年の暮れもすべて仏様に任せるよりほかない」という意味の句である。 他力本願と同様に、日常会…

『あらゆる芸術,あらゆる希求,そしてまたあらゆる行動と探索は,何らかの善を目指していると考えられる。それ故に,ものごとが目指しているものから,善なるものを正しく規定することができる』『あらゆる技術,あらゆる研究,同様にあらゆる行為も,選択…

・人間は本当のことは嫌いである。(自分に都合のよいことが好き)・いい生きかたをするというのは迷いの極致である。・善の落とし穴は、悪の落とし穴より深い。

「小説とは、“個”が立ち上がるものだ。別の言い方をすれば、社会化されている人間の なかにある 社会化されていない部分をいかに言語化するかということである。 社会化されていない部分というのは、普段の生活ではマイナスになったり、他人 から怪訝な顔を…

セレンディピティ(英: serendipity)とは、何かを探している時に、 探しているものとは別の価値あるものを見つける能力・才能を指す言葉である。 何かを発見したという「現象」ではなく、何かを発見をする「能力」のことを指す。 (平たく云えば、ふとした…

御遠忌とは? 御遠忌とは仏教諸宗において歴代の上人の百年以上の年忌で、 五十年経過毎に一度行われる大きな法要であります。 本願寺においては、宗祖親鸞聖人と本願寺を再興なされた第八代蓮如上人をはじめ、 御歴代上人の御遠忌法要が五十年に一度厳修さ…