本の紹介

小池龍之介著「もう、怒らない」 文字数少な!こういう本でないとベストセラーにはなりません。 自覚的に好きで怒っている人はいないということです。心が怒りに染まることで、人は不快になり疲れます。私たちから「穏やかに楽しく過ごす」自由を奪い、強引…

「寝ながら学べる構造主義」内田樹著 図書館で見て借りてきました。でも、買った覚えはあるのでどこかに埋まっているはず。 探すのも面倒なので、…。今読めば少しは分かるようになっているかもと期待しながら 読み始めました。

「おてらくご」釈徹宗著 本願寺出版 http://hongwanji-shuppan.com/item/detail.html?icd=978-4-89416-795-7 昨日買ってきた本です。 この本との出会いは、まず、「京都 親鸞の歩き方」ダイヤモンドMOOKから始まります。 バスの中で時間をつぶすのに持ってい…

「親鸞再考 僧にあらず、俗にあらず」 松尾剛次著 NHKブックス 親鸞とはいったい誰なのか 浄土真宗の祖のみならず 日本を代表する思想家、哲学者でもある親鸞。 その生涯を、これまであまり用いられてこなかった 史料をもとに大胆に読み解く。 法然門下に入…

「ソクラテスの弁明 関西弁訳」プラトン著、北口裕康訳 前口上より…「さて、現在手に入れることのできる『ソクラテスの弁明』の本を手にすると、 たいていの人はたじろぐんではないでしょうか?「この日本語何?」って。 哲学っちゅうのは「なぜ生きるんか」…

「無量の光 親鸞聖人の生涯 上・下」 津本陽著 http://www.amazon.co.jp/%E7%84%A1%E9%87%8F%E3%81%AE%E5%85%89-%E4%B8%8A-%E6%B4%A5%E6%9C%AC-%E9%99%BD/dp/4163288406 図書館で見つけて早速借りてきた。2009年12月10日第1刷発行と新しい。 が、津本陽氏は…

浄土真宗論 西村邦彦著 法蔵館 「親鸞聖人はなぜ浄土真宗を謹んで案ずるのか。一つは国家権力に屈従しながら、他の宗派から自らの宗派を独立せしめ、宗義を相続するために営々としてきた徳川封建時代の宗学に沿って謹んで案ずる。二つには苦悩する諸有の衆生…

「完全保存版 日本の仏教入門」 一個人特別編集 別冊VOL.1 たまたま立ち寄ったコンビニで見つけました。 これだけの紙質で、680円。 1000円でも買いです。倍の1360円でも考えてしまう位の本ですので明らかに安いです。 第1部は「親鸞と法然 大遠忌を迎える…

親鸞と学的精神 今村仁司著親鸞の主著『教行信証』を有限な人間が絶対知に至りうることを論証した学的著作として読解する著者の絶筆.テキスト構造を解体し,「化身土論」が世俗内の人間が智慧を求める過程の現象学的叙述であるとし,そこに親鸞の人間学を見…

今、「インド哲学の教室―哲学することの試み 宮元啓一著」という本を読んでいます。 学生2名に講義する形式でやさしく書こうとしていますが、正直言って難しいです。 最初の部分からの引用ですが 『わたしたちが、人生は無常だといくらいわれても、そんなこ…

「事務ミス」をナメるな! (光文社新書) [新書] 中田亨 (著) ◎ 概 要 「クリック一つで大損失」の時代! 「事務処理能力がないもので」......と、自分を甘やかして いませんか? 文系の会社のミスは、今や日本の大問題。 その原因と対策、ミスを減らす体制作…

『永遠の0(ゼロ)』 [著]百田尚樹 http://book.asahi.com/bestseller/TKY201007140349.html 『悪の教典』 [著]貴志祐介(文藝春秋) http://bunshun.jp/pick-up/akunokyouten/ 読んで見たい本です。

「仏教復興に立ち上がる近代の仏教者たち」というテーマの週刊朝日百科仏教を歩くNO.30(2004年5月16日号)を手にいれました。清沢満之、鈴木大拙、田中智学を取り上げています。自分は仏教を歩く名僧・高僧一覧という年表に引かれて買ってしまいました。知っ…

「1Q84」 いろんなものの混ざり合わせのようで、 初めて村上春樹という人の本を読んだ自分は、 これが、そう?と感じてしまう。まぁ、まだ 1巻なのでこれから? オウム真理教を思わせたり、エホバを思わせたり、 ヤマギシズムを思わせたり、 そして、こ…

内容の紹介ではなく購入の紹介。 ついに手に入れました。名古屋東別院の角のブックオフにありました。 昨日と今日が単行本500円フェアの日だったそうで、2冊1000円。 「1Q84」、本の感想のある方は参考までに教えてください。

「今、ここに生きる仏教」より第5回。p63〜 大谷光真氏 「仏教の教団の当面の課題は、悩む人々に手をさしのべるとか信者を増やすとか、 あるいはそのお一人おひとりが宗教的により深く高くなるということですけれども、 それとあわせて今おっしゃったように…

「今、ここに生きる仏教」第4回p117 大谷光真氏 「今日の対談に先立って、上田さんからご質問をいくつかいただいていたのですが、 その中の「仏教者には何が必要なのか」という質問について非常に考えましてね。 はたと思いついたのは、「修行」が必要だと…

「今、ここに生きる仏教」p234より 上田紀行氏 「恩徳讃は激烈な内容なのに、多くの人たちが、 これはもう決まりきった歌だとしてうたっている。 それが、力を弱めているのではないかということなんです。おじいちゃん、 おばあちゃんにとっては、小さいとき…

「がんばれ仏教! お寺ルネサンスの時代」 上田紀行著 あきらめないで期待しよう。身近なお寺が変わることであなたのかけがえのなさも蘇る。 2006年第7刷発行の本は、かなりヨレヨレになってきました。 表紙を開くと、 2006.8.4と2008.8.31のサインがありま…

「今、ここに生きる仏教」より第2回。p43〜45 上田紀行氏 「『老人福祉に取り組んだり、引きこもりの子供と向き合っていたり、あるいは 海外の貧しい方への援助など、いろんな問題に取り組んでいるお寺さんがあります。』 と地方の公園で申し上げても、『う…

先日紹介した本「今、ここに生きる仏教」の内容が良いので その中身を少しずつ紹介しようと思います。 第一回として、 p15〜「説く仏教」から「聞く仏教」へということで、 上田紀行氏の発言。 「仏教というものは衆生の苦しみを救うものであることからすれ…

「今、ここに生きる仏教」大谷光真×上田紀行 平凡社 オビにこう書いてありました。 上田紀行「仏教が危機に瀕しているという、共通する思いがあり、 そこから逃げて予定調和の自己満足の世界へ入っていくことを良しとしない思いがあった。」 大谷光真「仏教…

「大無量寿経講義」尊者阿難、座より起ち 一楽真著 文栄堂 親鸞聖人が「大無量寿経」を真実教と仰がれることの課題を尋ねたいという気持ちで読み進めた、 金沢真宗学院の特別講義12回のお話を出版したもの。 講義録とは思えないほど本としてまとまっていま…

「法然院中興 忍澂和尚行業記」 珂然著 桝田英伸訳 風濤社 忍澂という文字、難しいけどありましたね。 非買品初版本を入手しました。有難うございます。 法然院中興 忍澂和尚の詳しいことは、 ブログ『忍澂上人研究』へ。 - 生老病死の生苦を調べていたら、…

2009年11月1日のブログで、 山崎正一著「高僧伝親鸞 大迷大悟の人」集英社の紹介をしました。 親鸞聖人の伝記が分かりやすい言葉でまとめられています。 8日に聞名寺様の報恩講で「絵解き」をさせて頂きます。御絵伝の弟2幅目を予定しております。 そのため…

店頭に並んでいて気になる本があります。 http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4796677712/ragaraja-22/ この人有名なんでしょうか? 「笑っていいとも」に出演したそうですが…。 本の中身は全く分かりません。何故か気になって。 ネットの本の紹介よ…

「宗像教授異考録」 「宗像教授伝奇考」 『宗像教授シリーズ』(むなかたきょうじゅシリーズ)は、星野之宣による日本の漫画作品、及びそれを原作としたテレビドラマと小説作品のシリーズ名。民俗学、古代史を主なテーマとしている。主人公は、東亜文化大学…

「親鸞」 真宗教団連合編 毎日新聞出版 前に紹介したかも知れませんが、2009年3月発行のこの本も 今まで積読状態になっていました。 それが、昨日の法話で紹介されて、急遽読み始めてみると 面白いことや、今度の法話の役にたちそうなことが 「親鸞の生涯」…

ついでにといっては何ですが、 教務所で「『歎異抄』に学ぶ―法蔵菩薩出現の意義―」 真宗大谷派岡崎教区編 小野蓮明師の講義録が出ていました。第一講から第六講まで 文字びっしりで151頁。まだ、内容を把握していませんが、¥700は安いか。 講義録を起こした…

先日取り上げました一条 真也氏がまた本を出したようです。 140字でつぶやく哲学 (中経の文庫) 中経出版 まあ文庫で安いし、「140字の哲学」興味あり、 ということで購入予定に入れておきましょう。