「がんばれ仏教! お寺ルネサンスの時代」 上田紀行
あきらめないで期待しよう。身近なお寺が変わることであなたのかけがえのなさも蘇る。
2006年第7刷発行の本は、かなりヨレヨレになってきました。
表紙を開くと、


2006.8.4と2008.8.31のサインがあります。
そのペースで行けば、今年8月に会えるはずでしたが、今年は御縁がありませんでした。
その代わりが「今、ここに生きる仏教」という本なのかも知れません。
 
因みに仁隆寺の「皆の宗」はこの本に紹介されている高橋卓志氏のお寺をヒントにしています。
高橋氏は、自坊の神宮寺の宗派は?と聞かれると「皆の宗」と答えるそうです。
本当の宗派は臨済宗で、その住職としての自覚は強く持っています。しかし、
寺は宗派のためにあるものではない、「皆の宗」のためにあるものだということだそうです。
そして、高橋氏は自分は「住職」ではなく「飛び職」だと冗談で言っているそうです。
寺を飛び出して、いろいろなことをやっているからです。
もちろん「住職」の仕事もりっぱにこなしています。
TVでもたびたび紹介されていますので、見た方もおおいのではと思います。
こんな活動もできる住職が現にいらっしゃる。
今年、赤羽別院の真宗講座で、講演(法座)を頂いたのですが、
自分はお会いすることも、聴くことも出来ませんでした。
御縁というのは、そんなものかも知れません。
いずれまた、があるでしょうか…。
 
来年は、もう少し積極的に人に会うことを目指そう!