賢人の知恵

経済評論家上念司氏は、「賢人の知恵」ということを言っておりました。
それでネットで「賢人の知恵」で調べましたらいろいろありましたので、分かりやすかったまとめを引用します。

賢人の知恵とは、討論の手法で相手を煙に巻く討論スキルです。

賢人の知恵の基本パターン(立場が上位と思っている人の議論)
 常套句
 ☆「聞いてません」
 ☆「急にいわれても」
 ☆「順序が違う」
 ☆「傷ついた」
 ☆「誠意が見えない」
 ☆「決まったことなので」
 ☆「そんなこともわからないのか」
 相手の言葉を遮ることにより、自分の正当性を訴えます
 質問、反論した人はその後の言葉を見失います

賢人の知恵の発展パターン(同等と思っている人との議論)
 常套句
 ☆「私の立場ではいえません」
 ☆「みんなが納得しない」
 ☆「○○さんが納得しない」
 ☆「まだ早い」
 ☆「何かが違う」 

 相手の言葉を遮ることにより、自分の正当性を訴えます
 質問、反論した人はその後の言葉を見失います

組み合わせることで、相手を恐怖の無限ループにおとしめることができます。

 ということで、
 「賢人の知恵」をうまく使う事が出来るか、使う人に会ったらどうするか、考えておいた方が良いかも知れません。
 最近では「トリニクって何の肉?」というTV番組の中で、問題に答えられなかった人の言い訳が、「賢者の知恵」に近いような気がしました。
 例えば、極端ですが「犬は鳥類」と答えて「犬は哺乳類です」と教えられたときに「聞いてません」とか「急にいわれても」的な言い訳をしています。バラエティーとはいえ恐ろしい時代になったものです。このような答えが出来たら最強の賢者ですね。