金曜日の夜やっている「マイガール」をここ2回見ています。うちの娘が泣きながら見ているので、からかっていたら、思いっきり泣きながら見られる自分専用のTVが欲しいと言い出しました。昨日録画しておいた「マイガール」を見ていて、何故か泣けてきますね。その理由を考えてみたのですがはっきりとは分からないのです。普通の父子家庭の話です。でも何故か泣けてくるのです。
このあたりの感覚が法話の人情話と似ていると思いました。健気さとか純真さとか一生懸命さだとかが、社会の荒波に飲み込まれて行く。自分の力では何ともならない状況になったとき、そっと誰かが手を貸してくれる、そんな縁の中で亡き人の思いを大切に生きていく。思わず頑張れと応援してしまいそうになります。苦しくても不幸だとは思わない、安心できる絆を感じている生き方に共感するのでしょう。
でもドラマから現実社会に目を向ければ、みんな大変な思いをして生きているんです。その中でお互いに助けてあげたいと思えるような、健気で純真で一生懸命な生き方をしないといけないなぁと感じさせられます。
http://www.tv-asahi.co.jp/mygirl/
ちなみに娘は1時間前に「おひとりさま」を大笑いして見ています。しばらく金曜日は、心の忙しい日となることでしょう。
http://www.tbs.co.jp/ohitorisama2009/ 
「おひとりさま」第一回目の視聴率は10.8%ということでこれから頑張らないと、ちょっと微妙。自分はまあまあ面白いと思います。
この言葉は流行語になりませんか。


現代用語の基礎知識」編集長 長沖竜二
「コミュニケーション不全」の人間が増殖するなかで、これらの時代は「個」の確立が大切であることを確信したジャーナリストの故・岩下久美子が99年に「おひとりさま向上委員会」を設立し、01年に著書「おひとりさま」(中央公論新社)で定義した。それによると、「個」の確立ができている人間のこと。未既婚者に関係なく、ひとりで過ごす時間を作ることにより自立心を育み、自立しているからこそ自他共存していくことができるというライフスタイルを提唱した。現在、委員会の代表はジャーナリストの葉石かおり。「おひとりさま」は商標登録となっている。
近年、特に都会では30代女性の未婚率が高まっており、マンションや飲食、旅行などの分野で「おひとりさま」市場の開拓が進んでいる。
【 05.11.18 】 「おひとりさま」が流行語大賞にノミネートされました。

 
だそうです。知らなかった〜。上野千鶴子さんの「おひとりさまの老後」が始まりだと思っていました。