孤独死」「孤立死」ということ。
 
孤独死は悪いもの、可哀想なことのように取り扱われますが、
幸福に、感謝して、満足しての"孤独死"もあるはずです。
死は先に逝った人とまた会える嬉しく、喜ばしいことだと
... 少し前までは考えられていました。
そう思っている人は孤独とは思わないかも知れません。

この用語は現象だけを言っていることに気付きます。
本人の感情を勝手に想像してはいけないと思います。
自分が孤独だと思えばいわゆる孤独死になるのであって、
死は一人称でしか語れないのです。
人の死を孤独死とか、可哀想と思っている人は
そういうことなのです。
 
そんなことを考えていたとき、
「ひとりで死んでも孤独じゃない」という本があり、
「自立死」という言葉もあることを知りました。
 
一つの事柄はどっちからでも捉えられます。
できるだけ、前向きに考えたいものです。
 
ただ、亡くなってから何日も気付かないとかいうのは、
後の人が困りますので、何とかしなければいけない問題です。
地域で声を掛けるとかは当たり前にやることでしょう。