神谷美恵子著作集1「生きがいについて」

この本を手にとって、
初めて神谷美恵子という人のことを知りました。
何かモヤモヤして分からなかったことが、少し晴れていくような気がします。
ジュール・ルナールの日記にこんなことが書かれているそうです。
「自分の幸福について語るときにはひかえ目でなければいけない。
あたかも盗みを懺悔するかのように告白しなければならない。」
はじめにの始めにこう書かれていました。
「平穏無事なくらしに恵まれている者にとっては思い浮かべることさえもむつかしいかも知れないが、世の中には、毎朝目が覚めるとその目覚めるということがおそろしくてたまらない人があちこちにいる。」
いろいろなことを知ったり学んだりしないといけないけど、
それを教えてもらえるご縁も大切だなあと最近思います。
ブックオフのご縁だけでは、追いつきません。