読み解き「般若心経」伊藤比呂美【著】朝日新聞出版(2010/01/30 出版) 
般若心経、白骨、観音経、法句経、地蔵和讃―詩人の技を尽くして画期的な現代語に訳していく。
読み解き「懺悔文」女がひとり、海千山千になるまで
読み解き「香偈」「四奉請」おはいりください
読み解き「般若心経」負うた子に教えられ
新訳「般若心経」
読み解き「発願文」忘れること忘れないこと
読み解き「大地の歌」浄土をさがして
読み解き「ひじりたちのことば」いぬの話
読み解き「白骨」ほらほらこれがぼくの骨だ
読み解き「観音経」あなたにはかんのんがいる
読み解き「地蔵和讃」母が死んで、父が残った
「七仏通戒偈」「無常偈」いつか死ぬ、それまで生きる
「四弘誓願」ぼんのうはつきません。あとがきにかえて
著者紹介  伊藤比呂美[イトウヒロミ]
1955年、東京生まれ。詩人、小説家。青山学院大学入学後から詩を書き始め、78年に第16回現代詩手帖賞を受賞してデビュー。作品に「ラニーニャ」(第21回野間文芸新人賞、99年)「河原荒草」(第36回高見順賞、2006年)「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」(第15回萩原朔太郎賞、07年、第18回紫式部文学賞、08年)など。84年から熊本市に、97年から米国カリフォルニア州に在住しつつ、熊本市とカリフォルニア間を往復する(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

 
 
 
今日、宿縁寺様で布教大会がありました。その中である説教師の方が、
上記、伊藤比呂美さんの読み解き現代語訳が紹介されました。
本の中身は、手に入れていないので分かりませんが、興味深い内容なので、
ぜひ調べて見たいと思います。
伊藤比呂美さんに関しては、このブログ2008年10月4日と
12月10日に「とげ抜き 新巣鴨地蔵縁起」でご縁がありました。
 
最近、2〜3年前に出合った情報によくぶつかります。
逆に、最近の情報入手がおろそかなようで、
もう少しアンテナを張って、頑張ってみたいと思っています。

 
とりあえず10/5(火)は知恩院で詠唱奉納があります。
新しい何かが得られると良いのですけど。
左は練習風景(休憩中)
 
  
その説教師の方の法話の中で、蝋燭立ての鶴が咥えた芯の正面が、なぜ蓮の実なのか?と言われていました。
言われてみるとその理由は知りません。
真宗の蝋燭立ては亀の土台に鶴が乗っかっていて、芯を咥えているのですが、
その芯には蓮の実、蓮の蕾み、蓮の葉の三種類の形が120°ごとに付いていて、
決まりで蓮の実が正面で、葉が外側ということになっています。
 
興味のアンテナを張っていれば、知らずに済ましていることがどれ程多いことか、
よくよく知らされることでしょう。