法然上人800回忌記念 三河浄土宗寺院の名宝 ―浄土へのいざない―』に行って来ました。
600円にしてはちょっともの足りない気もしますが、見ないと分からないので。

関心がもてたのはやはり絵解きに参考になる絵図。
崇福寺の仏涅槃図、龍泉寺の涅槃図、随念寺の法然上人臨終絵は興味深い。
矢田姫使用の化粧道具も目を惹いたがそれぐらいか。
ひとつ勉強になったのは、法然上人絵伝6幅が奇数幅は下から上へ、
偶数幅は上から下へ場面が展開していること。
絵伝は下から上へ仰ぎ見るものと教えられ、そのように勝手に思い込んでいた。
初幅が下から始まるので基本的にはそういうことで良いと思うが、
いろいろの種類があることがわかった。