ミルチャ・エリアーデ ルーマニア宗教学者、作家。世界の諸宗教の思想、宇宙観を体系的に比較研究した先駆者。著書に『永遠回帰の思想』『シャーマニズム』『世界宗教史』など多数。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%83%AA%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%87
ゲルショム・ショーレム ユダヤ教神秘主義思想の研究者。著書『カバラ書誌』『ユダヤ神秘主義』など。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B2%E3%83%AB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%A0%E3%83%BB%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%BC%E3%83%AC%E3%83%A0
アンリ・コルバン フランスのイスラム学者、東方神秘主義の思想家。中世哲学にも造詣が深い。ハイデッガーの最初の仏訳者。著書『イスラーム哲学史』など。http://app.m-cocolog.jp/t/typecast/126970/113600/53633462
井筒俊彦 言語学者、哲学者、イスラム学者。人間の深層意識にわけいって宗教思想の構造を発生の現場でとらえようとする手法を開発。これによって比較宗教思想史の風景を一変させた。『イスラーム思想史』『意識と本質』などhttp://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%BA%95%E7%AD%92%E4%BF%8A%E5%BD%A6
これらの人に共通していることは、宗教に深い関心を持っているのだけれど、「宗教なき宗教」というか「宗教の先にある宗教」というか「諸宗教にとってのメタ宗教」というか、そういうことに強い関心を持っていたということ。(河合隼雄×中沢新一『仏教が好き!』より)