位已光児氏のことを書いた「天のこえをきく」を読んでいて思ったのですが、中ごろにこんな記述がありました。
『そのパソコンで自分独自のテキストを作ります。彼には特定の師匠がいないからです。そして、それはまず山岡清が主宰するグループの間で時々話題に上るようになりました。同時に毎週通っている保健所の生活教室でも、たまに話題になってくるようになりました。そして、初めは精神保健関係のボランティア中間の間で小人数のサロンが開かれました。その拠点が西尾市にある「樹樹」という喫茶店でした。殊にオーナーの晴子さんが熱心だからです。』
 著書「コロヒラットの世界」が発行されたのが2005年5月15日。自分たちは万博を一生懸命やっていた頃です。2001〜2003年までは西尾店に勤務していました。そして終わりの方だから2003年くらいに幡豆のお寺さんが喫茶店まで送って欲しいと言われて送っていったことがありました。その店の名前も覚えていなかったのですが、一昨日良興寺さまに届け物をした帰り道に、この喫茶店だったなぁと名前を見たら「樹樹」だったのです。位已氏とすれ違っていました。あの時、お寺さんに「樹樹」の情報をもっと聞いてみれば御縁があったかも知れませんでした。
 そう考えて見ると、今の今も、近くでいろいろな動きがあるはずです。自分には以前ほど情報が入ってきませんが、もっともっと積極的にアンテナを伸ばせば、すばらしい人との出会いは可能だという楽しみが出てきました。