そう言えば、今日お会いしたお寺様が、「『南無阿弥陀仏』は外国語だから、その国々での感じ方にも違いが出てくるだろう、私は、日本語にすると『ありがとう』の中に『南無阿弥陀仏』があるように思えてきたし、『ありがとう』をキーワードに全国で感謝行のような行動を起こすものが出始めている。この波が10年続けば、日本という国は世界に冠たる幸福な国になるであろう」と言っていました。1012年が大事な年になってくるそうです。
 政治も変化し始めて、人の考え方も変化が必要になってきます。経済成長しなければ幸福になれないという常識を見つめなおし、今こそ「奪い合えば足りず、譲り合えば余る世の中」を目指すという方向に考えを変え、そのためにも仏教的な知恵を学ばないと、いつまで経っても幸福感のもてない国になってしまうでしょう。
 ある人が言っていました。一番大事なことは白紙でものごとに向かうことであると。素直に良いものは良いと言える社会を作っていきたいものです。