今週は残念なことがありました。福田首相の電撃辞任…
のおかげで『人生が変わる1分間の深イイ話』が途中で終わってしまったのです。「銀河鉄道999」の最終回で鉄郎の名セリフとは?「ぼくは、メーテルとの長い旅で大事なことを学んだんだ。○○△△…」
こんな終わり方って気になるじゃないですか。来週、始めから放送するのかなぁ。

一国の総理とTV番組とどっちが大事だといったら、本来なら総理大臣なんでしょうが、全局揃って同じ放送をすることはないでしょう。NHKだけで充分です。耳にしたところでは、NHKの視聴率は約17%だったとか。

 その途中で終わってしまった番組の前半にこんな話がありました。
 五味太朗氏の絵本に「そういうことなんだ」というのがあるそうで、http://www.gomitaro.com/library/japan/4-413-00603-8/その本の中には「働くということ」「恋をするということ」とかのことばの意味を五味太郎氏の考えで定義しているのですが、「怠けるということ」について、紹介されました。
 怠けるということ=昼間からソファでゴロゴロしているのや、机の前でボーッとしているのは、ゴロゴロするとか、ボーッとすることをしているのですから、特に怠けているわけではありません。
 たとえば、「春」⇒「桜」⇒「花見」としか考えないようなこと。TVで話題のラーメン屋に並ぶこと。上司に言われたことをそのままやること。折り合いをつけて結婚すること。などを怠けるといいます。

 これについては「深い」より「う〜ん」の方が多かったのですが。法話ではよく言われることです。怠けるというより、空しく過ごす(自分を生きていない)と言いますが、そんな言い方より「あなたは怠けている」といった方が罪の意識が出てきますね。
 自分は、絵本でこのようなことを書けるということとか、小さいときに読んでもらった人が、大人になってどうなっているかの方に興味がありました。しかし、「絵本」という言葉にこだわってはいけないのかも知れません。多分、子供に読み聞かせるうちに、むしろ親にも読ませるという狙いがあるのでしょう。
 聴聞は、本人の意思でお寺に行ってするものと思っていたのですが、知らず知らずでも聴聞させることができるということです。伝道掲示板もそうですが、もっともっといろいろな方法で真宗メッセージを発信してほしいものです。

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 気になるので「銀河鉄道999」を調べて見ますと、永遠に生きる機械の体とは…。最終回のセリフは分かりませんでしたが、スリーナインのテーマが深い。http://ja.wikipedia.org/wiki/%E9%8A%80%E6%B2%B3%E9%89%84%E9%81%93999
 上田紀行氏の講演「かけがえのない人間」と通じています。その反対が「交換可能な部品」。銀河鉄道999は読んだり見たりしていませんが、漫画喫茶か何かで読んでみようと思います。(銀河鉄道は111,222,333…999とあるみたいで、いろいろ設定もあるようですね。)

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 さらに調べてみますと
112話「青春の幻影 さらば999 前編」。YouTubeで調べてしまいました。○○△△…の答えはここにありました。
http://jp.youtube.com/watch?v=C22mEXo8sYw&feature=related
いま情報入手はYouTubeによってめちゃくちゃ便利になっています。ちょっと前まで情報格差などという言葉に実感がありませんでしたが、これだけ何でも調べられる世の中になったら、意欲と経済力次第でどんどん格差は出来ていくでしょう。怖い気もしますが、情報を隠したり管理したりできない、公平な社会はやっぱり必要なことでしょう。すべての人が見たり聞いたりできる環境に早くなってほしいと思います。