中日新聞に「輝くコンビニ様へのお願い」ということで、玄侑宗久師が、三が日と夜間はコンビニを閉じてと書いている。
 コンビニは地域文化の存続を脅かし、グローバリズムという無謀な均一化を推し進める。コンビニは、無意識にそのような地域文化を排除し、明るい機能だけの空間が、日本からアジアにまで広がろうとしている。
 玄侑宗久師は、せめて、三が日と夜中は閉じて欲しいが、燦然と輝くコンビニ様はきいてくださるだろうか。と結んでいる。
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 どうも、ニュースを聞いている限りではそれは無理のようである。玄侑宗久師の提言が正しいか、間違っているか、有益(得)か、無益(損)か、そのようなことは誰にもわからない。しかし、日本と言う国は、将来どうなりたいのかを見据えた対応は必要だと思う。業界で自主的に出来ないのならば、政府が日本はこうしますというメッセージを打ち出してほしい。コンビニの夜間営業規制である。タバコの1000円に値上げも、良い悪いではない。日本はこうしていくんだというメッセージだと思う。それに対して民衆は、絶えず監視していく。そんな成熟した社会を築き上げてもらいたい。