7/5付の中日春秋に
 「真夜中に、のどの渇きを覚える。冷蔵庫にも飲み物がない。そんな時、どうするか」
という始まりで書かれていた。こう続く、
 「表に出て自販機へ走る、という人も少なくないだろう。なにしろ、わが国は1km四方に14台も自販機がある自販機大国だ。普及台数は550万台前後で、20年ほど前からほぼ同じ。日本自動販売機工業会によれば、こういうこと。『置けるところにはほぼ置きつくした』…中略…電気を使ったさまざまな機械は人の生活を快適、便利にしているが、日本は恐らく、それを世界で最も享受している国の一つだろう。」
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 サミットで温暖化とかの問題を話す井戸端外交もいいが、自販機規制等、実効のある対策をどんどんやってほしいものである。若しくは自販機に1000円の自販機使用税の税金を掛けるのも良いだろう。それなら財政の足しになる。タバコだけということでもないであろう。日本自動販売機工業会なるものがあるようだけれども、早々に自主規制しないと強制退去ということも。(そうならないように業界は働きかけているんでしょう。そして悪いと思われることを止めていけないとしたら、将来の夢も希望もなくなるのは当然だと思う。)
 いずれにしても肝心な常識的感覚を忘れかけている。「真夜中に、のどの渇きを覚える。冷蔵庫にも飲み物がない。そんな時、どうするか」という質問を聞いた日本在住のフランス人女性は「我慢すればいいのよ」と答えたという。