「タモリのジャポニカロゴスhttp://www.fujitv.co.jp/b_hp/japonicalogos/という番組があるが、そこでおかしな看板を見つけて紹介していた。昔からこの手の本はあったが、TVで取り上げると反響も大きいであろう。例えば、「浴衣の女性 プレゼント中」とかの助詞を抜いた看板が大半で、意味があいまいになるものが多い。自分は「浴衣の女性プレゼント中」と受けとったが、正解は「浴衣の女性プレゼント中」だった。
 そこで・・・。今日外の看板を注意して見ていたのですが、結構あるものですね。「貴方は・・体感ゴルフを…体験したか?」とか「世界の鍵を作ります」とか、よく考えると何かおかしそうというものがありました。私たちは同じ文化の中で、それほど厳密に言わなくても分かるだろうという、そんな文化の中で相手の意図を察して生きているんだなあ、と考えさせられました。しかし、最近は同じ日本人でも文化の違う人が出てきたみたいです。自分は「格差社会」の本当の弊害は、誰かが言った「品格差」によって、訳のわからない犯罪が一種のテロのように広がっていくことだと危惧しています。無知から来る「確信犯」は常識の範囲では理解できないし、防ぎようもないからです。
 ラジオで宣伝していましたが、子供を地域の人が守ろうと、ジョギングの最中も散歩の最中も見守って声を掛けようと。しかし多くの犯罪者は、近所の人なのです。「子供が狙われています」などと言わねばならない、こんな社会事態が異常なのか?自分の子供の頃は暗くなるまで遊んでいると、よく「人さらいに連れて行かれるぞ」と怒られたものです。昔から闇の部分は闇にあったのかも知れません。が、闇は表に出てきてはいけないのです。深夜徘徊している若い子はいっぱい居ます。その人たちが犯罪に巻き込まれても良いとは言いませんが、何も罪のない人が、しかも一生懸命生きている人が理不尽な犯罪に巻き込まれることは阻止しなければ法治国家とは言えないでしょう。犯人は死刑になりたくない一心で自首したようですが、犯罪抑止の有効な方法をもっと早く実施してもらいたい。(また、自転車で帰宅中の男性が3人組に襲われたという。この国どうなってるの?こんなふうになった原因と犯罪抑止について一つ考えられることがありますが、また後日書かせてもらいます。)
 「美しい国(うつくしいくに)」、逆から読むと「にくいしくつう(憎いし苦痛)」そんな日本にならないように。今のお笑いブームは、そんな日本を暗示しているのかも。
 とにかく、皆さんも面白い看板を探してみると、外にでるのが楽しくなると思いますよ。