フェルマーの最終定理サイモン・シン/著
http://www.shinchosha.co.jp/book/215971/

17世紀、ひとりの数学者が謎に満ちた言葉を残した。「私はこの命題の真に驚くべき証明をもっているが、余白が狭すぎるのでここに記すことはできない」以後、あまりにも有名になったこの数学界最大の超難問「フェルマーの最終定理」への挑戦が始まったが――。天才数学者ワイルズの完全証明に至る波乱のドラマを軸に、3世紀に及ぶ数学者たちの苦闘を描く、感動の数学ノンフィクション!

数学は阿弥陀の世界を感じさせてもらえる。
この本を読んでもっと真剣に信心の問題を解いてみたらどうかと思えてくる。
ワイルズ程に問題に取り組んでいる宗教家がいるかというと否であろう。
ある住職に問うた時「恍ける(たぼける)人がいなくなったということだ」と。
恍ける(たぼける)とは、名古屋の方言で(どちらかというと悪い意味で)
夢中になるということである。