今日の中日新聞玄侑宗久師の意見が載っていた。
「なぜコンビニが24時間開いていなければならないのか。なぜビニールハウスに暖房をかけてまで正月にイチゴを食べなければならないのか。今回に事態は、そんな暮らしに対する逆襲のような気がします。
 人のつくったものは、かくもはかなく壊れてしまう。この期に及んでまだ自然を人間が操れると思っているとしたら大ばかです。」
都知事の天罰を思い出させるような非常に厳しい意見ですが、大賛成です。復興構想会議では、仏教の視点から文明信仰者たちの目を覚まさせてください。
今も義援金を募っていますが、いつまで民間に支援させる気なんでしょうか。義援金の額はしれています。支援の法律が通るまでの緊急避難措置の役目が義援金です。なのに結局配りきれずに生かされていません。
また、最近は賠償請求の声が大きくなってきています。このときとばかりに声高に要求する姿はなにか違うような気もします。
テレビのCMでは感情的に「ひとりじゃない」とか「どこまでも支援します」とか言っていたが、本当はどうだろうか。こんな人たちの味方をして賠償額獲得の応援をするんだろうか。
もっとキメの細かい情報を得て、本当に困っている人にそれなりの支援がいきわたるように、逆に声を挙げている人はまだ元気があるんだから後回しに、それぐらいの決断をしてとにかく早く支援の手が届くように、道を開いていってもらいたい。