昨日録画しておいた「沈まぬ太陽」を見ていたら、なるほどと思う面白い言葉に出会いました。
日本航空123便墜落事故(映画では 国民航空)で旦那さんを失った奥さんが言った、
「未亡人って、いやな言葉よね。未だ死なへん人ってことや」という言葉。
確かに『未亡人』という語をそのように考えても見ませんでした。
今もこの言葉は使われているのでしょうか?

語源
未亡人は、文字通り「いまだ死なない人」という意味。かつて中国では、夫が死んだら妻もそれに従うという観念があり、そのような習慣に背く者が謙譲の意味として「未亡人」といった自称の語であった。のちに、「夫に先立たれた女性」という意味だけが残り、他人がそのような人をさす言葉としても「未亡人」と言うようになった。