松平郷は、公家の在原信盛が弘安年間に入郷し、
八幡神社松平東照宮境内に本屋敷を構えたところです。
信盛の子、信重の娘、水の婿として、
この地を訪れた僧、徳阿弥に家を継がせ、
還俗して親氏(ちかうじ)と称しました。
この親氏を初代とすると、9代目が家康となります。
3代目に信光(後の徳川家)と信広(松平太郎左衛門家)の二人がいます。
信広方の20代目に松平信博という作曲家が出ています。
 
なぜ興味を持ったかと言うと、
昭和7年頃東京赤坂の料亭にて、として
一枚の写真があったからです。
そこには、松平信博と野口雨情、西条八十
中山晋平、三島一声という名前が付いていました。
野口雨情、西条八十ってこんな顔してたんだ。
 
松平信博を調べていて、
こんなサイトに当たりました。(ラッキー!!)
http://www.d-score.com/ar/A07111101.html
さっそく、松平信博の代表作「侍ニッポン」を聞いて
あれ、この曲どこかで聞いたことある…。
侍ジャイアンツ」で主人公番場蛮が替え歌にして
歌っていたではないですか。
 
♪球を打つのが 野球屋ならば あの娘のハートが 何故打てぬ
 
それは「侍ニッポン」が
できてから、はるか40年後のこと。
 
松平親氏の願文のことを書こうとしていたのに、
思わぬ展開で、昔の歌たちに出会ってしまい、
今日は、そっちで楽しんできます。