いろいろの会合に出席すると、幾つか疑問がでてくることがあります。
先日の念仏会では、初めて出席の方から立っている線香を見てインパクトがあったという感想が出ました。
そこで、いつから真宗は線香を寝かすようになったか?ということが気になりました。
線香は立てるためにわざわざ開発されたものだと思います。
なのに、なぜそれを寝かせようとしたのか。
当然といっては何ですが、その場では回答が見つかりません。
今も?なんですが、誰か知っている方があれば教えてください。
「線香を寝かす」で検索すると、えっと言う様な巷のつぶやきが散在しています。
一般に寝ている線香の方が驚きをあたえるようです。(当然と言えば当然ですが)

 
また、真宗の僧侶は剃髪しなくて良いのが、普通になってしまいましたが、
いつから長髪になったのでしょうか?
これは、少なくとも第二十二世の現如さんまでの絵は全員坊主頭なので、
在職の明治41年までは、真宗のお坊さんも坊主が普通だったと思われます。
長髪のお坊さんは昭和になってからのことです。
これをもとに戻すだけで、かなりインパクトのある改革になります。
 
線香を寝かすことより、僧侶が剃髪することの方が本当は大事なことなのかも知れません。