■
助安由吉著「知恵の泉」より
真の仕事は時間を有効に活用し
生命を賭けて報恩の行為に徹する
偽の仕事は時間を無駄に使用し
誰かを当てにして人の報恩の行為を待つ
心の小さき人は 自分中心にすべてを見る
心の大きな人は 自分を離れて社会的な立場で見る
情熱とは継続することにつながり
それは動かしがたい力となる
その情熱を持ってこそ何事も成る
生かされて生きる自分を知ったとき
無言の感謝の叫びがわが臓腑を貫ぬく
その時 欲望は霧の彼方へ消えていく
どんな苦難も 自分が初めて出会う
新しい体験であると前向きに自覚したとき
最早苦難ではなく 歓迎すべき楽しみになる
不安が出たとき 身も心も萎縮してしまい
普段の半分の力も出すことはできない
不安が取り除かれたとき 身も心も晴ればれとして
普段の力以上に大きな力を出すことができる