ラジオで雑草のことを話題にしていました。真宗法話で「雑草と言う草はない」とよく言われますが、ラジオでも同じことを言っていました。そこで、リスナーは庭の草を調べて見たら、'掃き溜め菊’だったとのこと。
 春の七草:「せりなずなごぎょうはこべらほとけのざ すずなすずしろこれぞ七草」は南北朝時代の四辻善成のものとされる。知ったかぶり大好きの私としては「漢字でかけますか。」「芹薺五行繁縷仏の座菘蘿蔔これぞ七草」が正解と思う。七草粥にするのだから全部食べられる。繁縷は、終戦直後食うものがないときに母親がおしたしにしてくれたのをよく覚えている。蘿蔔は大根、菘は蕪だから、今でもよく食べる。もっとも大抵は菜のほうでなく根の方だが・・・・。薺はぺんぺん草、どこかの文例で「薺粥食う」という言葉に出会ったから、昔はよく食べたのだろう。分からないのは、五行と仏の座。五行はハハコグサのことで、春に黄色い可憐な花を咲かせる。昔は三月三日の草もちをこれで作ったが、後に緑色の濃い蓬が使われるようになった。仏の座はタビラコと呼ばれる菊科の草花。黄色い花を咲かせる。(某ブログより)
 世の中、雑草と呼ばれる花のほうが多い。