ガソリン代も109円/lまで安くなっている。漁師の燃料はどうなったのだろう。値が上がる前より安くなったら、儲けは国民に返すくらいの気概が必要である。大騒ぎした罪も深い。
 と考えてみると、不景気というものに大騒ぎするのは止めたほうがいい。じっと我慢するしか方法はない。景気にサイクルがあるとすれば、また上昇に転じるときもくる。今何をすべきかが大事であって、あわてて公共事業に財源を使うようでは、血税を捨てることになりかねない。だいたい、このような事態に政府は無能であり、今までも企業努力で乗り切った経緯をみれば、また、かと思わざるを得ない。
 建設業を助けるにしても、今後の人口状況や車の保有台数などを推察すると素人でももういい加減やめたらと思える。必要なところだけを精査して厳格に実施すべきである。

 不景気が悪いばかりではない。社会的にはチャラチャラせずに落ち着いてくる。もともと豪勢に遊ぶ余裕のないものにとっては、非常に住みやすくなる。そして、企業努力で安売りが多くなる。今、スーパーに行くと好景気?だったときに100円だったレトルトカレーが78円まで下がってきた。80円前後でないと損した気分になってしまう。200円だった昼食も160円に抑えることができる。
 不景気で悪いこともある。自分は通勤で40〜45分掛かるのだが、最近は豊田関係の会社が一斉に帰宅するので大?渋滞で60〜70分掛かって家に帰らなければならない。駐車場から幹線道路に出てくる。こんな勝手が許されていいはずがないので、入れてあげなければいいのに、大概は親切に入れてしまう。1台ごとに止まってしまうので動くはずがない。もう一つの出口に回れば、信号のある道があるのでそこから出るように会社が規制してくれればいいのに、少しでも早く帰りたいのは皆同じ。でも、今までスムーズに流れていた道路を返してもらいたい。豊田が不況でも同情は出来ない。もともと減益であり、儲かっているときに社会的に特に貢献しているという話はほとんど聞かない。豊田は自分さえ儲かればというそんなイメージを持っている。NTTと郵便局とともにワースト3に入りそうである。
 そんなこんなで、対策を講じてみたら、よくしたもので新しい道を発見。もしかしたら40分くらいで帰れることになるかも。必要は発明の母とはよく言ったものである。