• 他人を批評するまえに、まず自己を省みるべきである。自分自身がいかに利己的であるかを、よくよく、つねに見つめているべきである。そして、容赦なく自己をあばき出すくせをつけておかなければならない。
  • なるべく自分を人にもよく見せ、また自分みずからもよく思いたがるものであるが、それがいけない。
  • 内に省み外に省み、ここにはじめて自己を知り他を知り、やがて神(仏)を知ることができるのである。反省のないところに改悟はなく、自らの改悟のないところに新生はない。
  • 世間的外的の幸・不幸は、かならずしも真の幸・不幸ではない。境遇を楽しみながら突破せよ。
  • よりよき道が、求めさえすればいくらでもあるのに、変な横道へはいって、強いて、それで満足していてはならない。
  • より善く、より美しく、日に新たにして日々にまた新たなるこそわれわれの志願である。
  • 自分がつまらなく思えたときは、ひじょうに進歩したときだ。

(「生きがいの探求」より引用 つづく)