二度目ですが、錦織圭(18)が、全米テニス初出場で第9シードのフアン・モナコ(アルゼンチン)を3−1で破り、2回戦に進出した。全米では1993年の松岡修造以来15年ぶりだそうです。
 オリンピックでは残念な結果に終わってしまいましたが、錦織圭選手には「プロジェクト45」という強化プログラムが用意されている。ジャンピングファーハンド、ファーハンドのジャックナイフ(前足で飛び上がってから空中でボールを打つストロークショット)など、今まででは考えられないほど躍動感あふれるプレーを繰り広げる彼のプレースタイルは「エアー・ケイ」と呼ばれ、その才能を認めたIMGアカデミーが用意したチームが「プロジェクト45」である。
 技術コーチが4人、代理人も3人、メンタルコーチ、親をも含む大規模なものである。逆に才能のある選手でもここまでしないと、なかなか世界では通用しないということである。オリンピックの強化委員会も見習って欲しい。(すぐお金のことをいうが、才能のある選手を見つけて何とかして育てあげることが本質であろう。無駄にお金を使うからバッシングされるだけで、本物ならばお金の問題は何とでもなる。逆に本物ではない(選手選考に何か裏がある)から公共のお金を当てにするのではとも思えてしまう。)
 ところで「プロジェクト45」のネーミングだが、今までの日本人(松岡修造)のシングルス最高順位46位を抜くことを目指してつけられた。その目標をはっきり決めているのもいいですね。注目です。応援してますよ。(何の力にもなりませんが、仏教的には何かつながっているんでしょう。)