<大分・教員採用汚職>教員採用「カネとコネ」とうわさ絶えず 暗部に踏み込む
 連日教員採用不正、汚職事件が報道されていますが、大分県だけの問題ではないと思います。教員採用には明かに不正があると思います。よく噂されているのは、女子より男子を先に採るということ。少しぐらい成績が悪くても男子を優先する。これは男の無職を少しでも出さないためと思われます。それから、学生時代の思想運動により、成績抜群でも1年浪人した女性を知っています。翌年採用の際に、反省を促すために落としたとはっきり言われたそうです。それから、もっと身近な人で、採用試験に受かったので通知を待っていたらなかなか来ず、知人のところに手土産を持っていくと「何故もっと早く来なかったんだ」と言われたとか。採用試験で不正を無くしても下のようなシステムがあれば、賄賂やり放題です。

 『教員採用試験の最も大きな特色は合格しても即採用とはならないということだろう。つまり教員採用試験に合格するということは「教員候補者名簿」にその名前が登載されるということであり、必ずしもすぐ採用されるというわけではない。名簿に登載された後、各地区の教育委員会や学校長などの面接、健康診断等が行われ、欠員補充という形でその後正式に採用が決まり、赴任校も決定するというシステムである。』
 人間の弱さを前提に、ズルをしたものには厳罰を課すほかにこの問題の解決はないだろう。特に教員になろうとしているものは、損得勘定には長けているようだから。真面目な先生には迷惑な話です。
 誰が不正合格か判らないと言うなら、すべての教員の採用試験を再度やり直す、それぐらいしないと、納得できませんよ。昔採用された人でもかなり怪しい人もいますから。