世の中偽装のオンパレード。たまたまかも知れませんが、中部地方に集中しているようで。赤信号みんなで渡れば恐くない。「丸明」は少しだけ運が良かったような…。しかし、今後の対応次第で廃業ということもあるかも。というか本来偽装している時点で見つかった時には廃業と覚悟しておかないと、世の中のルールが保てません。(これは脱税にも通じる)
 グッドウィルは資格停止で5年間営業が出来なくなるために廃業することになりました。強制的に退場させられる場合とそうでない場合。また、まだ隠れてやっていて見つかっていない会社があります。また、分かっていても通ってしまうようなところ(官僚のタクシーチケット問題)もあります。
 もう後追いは止めて、酒酔い運転のように、やったらこうしますとはっきり決めておくしかないと思っています。しないようにしましょうではなくて、やったら官僚クビ。偽装もやって見つかったら廃業。これがはっきりしていて公平です。わかりやすいのでは。

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 なぜ、偽装をするのか。
 高く売れて儲かるから。
 小売りもわかっているのに何も言わないのは、なぜか。
 単価が高いほうが儲かるから。

 儲かると安心。 
 こういう人たちに対する罰則は自ずと決まってくるでしょう。  

 では、
 消費者は悪くないのか。
 高いものがおいしいと言って食べている。
 
 値段が高い割にうまくないな、と感じれば買わなければいいし、おいしいと思ってまた買っていた人が、表示偽装が分かってからことさらに文句をいうのはおかしいことだと思います(耐震偽装のときと同じ)。経済活動ではお金と物の価値が一致したときに交換が起こります。あくまでも納得の上での交換です。表示にお金を払っている愚行に気がつかなければなりません。
 詐欺ということですが、昔から詐欺をする方は悪いが騙される方も悪いと諦める手段で被害者は泣き寝入りしてきました。未だに詐欺の被害には充分な補償はありません。まだまだいっぱい世の中には、似たようなことがあるでしょう。このままでは、何も信用できなくなってしまいます(すでに気づいているひとも多く、そのために住みにくい世の中になってきていると思われる)。
 食べ残しの使いまわし、産地偽装、架空の会社等々。本当は、この世の中(狭く言えば日本)はどうなって欲しいのでしょうか。この社会制度の行き詰まりがもうそこまで来ているのかも知れません。
(またいつの日か同じようなことを思い書くことになるでしょうが今日はここまで)