一宮まで高速を使って無事インターを下りると、少し名古屋方面に戻って、展示場の北の道を通って稲沢へ。この展示場は2年間勤めていたので勝って知ったる道の筈が、まあこんな感じだったかなと、心もとない。結局、少し迷いましたが約束の10時丁度にお客様のお宅に到着。仏壇も問題なく、仏具を出して掃除をして30分弱で一年点検終了。ほっと一段落の瞬間です。
 しかし、久しぶりに一宮方面に来て驚いたのは、当たり前のように信号無視をしていること。三河地方の運転は荒いことで有名ですが、赤信号では交差点に入りません。自分が黄色で迷うくらいの感覚で、直進して交差点を出るくらいで赤になるその後ろに悠々と入ってくるではありませんか。それが2回も続くと、ここはどうなっているのだろうと疑ってしまいます。小さなモラル崩壊が大きな事件に結びつくことが多々ありますので、他人ごとながら治安の方が心配になってしまいました。
 帰りにインターに行く22号線で右折車線に入ってしまい、前の車も直進したいようで左車線をうかがうのですが、親の敵のように入れてあげません。これも三河ではありえないことです。帰ってきて、いかにこの三河地方の運転マナーが良いか考えさせられました。多分、豊田関係、自動車関係の仕事の人が多く、そのようなモラルを守らない行為は自分の首を締めることになるので、その辺はわきまえているのでしょう。
 関東でもまず、入れてはもらえません。13年前に埼玉から、岡崎に来たとき、やはり途中に入れてくれることの方が不思議でした。そして、三河では入れてもらった車はハザードランプを2回、若しくは3回点滅させます。これも、最初は意味が分からず、入れてあげたのにランプで威嚇するとは失礼な、などと思ってしまいました。2回点滅はサンキュウ、3回点滅はありがとうの意味だということを知ったのは、だいぶ経ってからのことでした。このことを知ってからは、自分は3回点滅させるようにしています。この慣習は素晴らしいことだと思いますよ。
 全国的に見てどうでしょうか?同じですか?