中日新聞の「明日を求めて…こどもたちへ 夜回り先生水谷修」の22回が載っていたのですが、生と死についてのメールが多く寄せられると書かれていました。そして先生は「生」と「死」については語れないからと答えているとありました。生まれることは選べないし、今現に生まれてきてしまっている。そして、いつか必ず死にます。いまを精一杯生きることをすすめます。その根底に先生自身の病気があるようです。ご自身も、このところ悪化していると書いています。死期が迫っても講演は止めないとも。メールも返すそうです。
 こんな覚悟で生きている人がいる。その縁をもらってしまった人がいる。そんな人こそ長生きして欲しいのに、世は無常です。
 自分は、いい人が早くして無くなることと、還相の回向についてこのごろ考えています。