明日から決算セールが始まります。
 今日、物故宅にお参りさせていただき、お話させて頂きました。自分が訪問したことを非常に喜んでくださり、こんなに嬉しいことはなかったと感謝してくださいました。
 大切な方を亡くされ、自分はどう考えたら良いのか、本当に相手のためにはこれで良かったのか。答えのない自問自答が頭の中を占領し、神経を疲れ切ってしまう思いにかられていたようで、真宗のお話をさせていただいたら非常に気が楽になったと感謝してくださいました。仏壇屋の商売とは別に、先立たれ残されたものが、いかに心の問題を解決していくか、そして更に生き生きと生き切れるように手助けできるとすれば、こんなにやりがいのある仕事はないのです。(本当はお寺さんの仕事だと思いますが。こんな自分を待っている人もいるという事実がバーチャル寺院を名のらせています。)
 話のなかで、将来息子さんのところに同居することになると思うので、そのときには仏壇を仏間にあわせて新調するとのことでした。自分は仏壇屋なので、仕事の話が出ると一応ほっとします。お話をする時には不浄説法ではないかと常にもやもやが残ります。できれば純粋に説法ができるといいなぁと。お寺が仕事の住職が羨ましい。たぶん(隣の芝生は青い)ということ。今の環境から理想の形態を導き出すことが夢でもあります。