教行信証に“書き込み”親鸞自ら700ヵ所』という記事が今日の朝刊にあった。坂東本の修復過程で偶然小さな凹みを発見、先の尖った木や象牙で紙にくぼみを付ける「角筆」の書き込みが700ヵ所見つかったと言う。直筆の可能性が高く、教行信証の解釈にも影響するかも知れないとのこと。是非解読して、その結果を報告してもらいたいと思う。今後もこのような発見はあると思うが、そのたびに夢がまた広がる。

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 今日の中日新聞の“今週の言葉”の担当は青山俊董さんで東井義雄氏の「今が本番、今日が本番、今年こそが本番。明日がある、明後日があると思っているうちは何もありはしない。肝心な今さえないんだから。」を紹介していた。相田みつおさんの「そのうち」という詩を引用して、「そのうち…そのうち…そのうち…と、できない理由を繰り返しているうちに、結局何もやらなかった空しい人生の幕がおりて、頭の上に寂しい墓標が立つ。そのうち、そのうち、日が暮れる。」
 願わくはこんな年の暮れや人生の暮れにならないように「今が本番、今日が本番、今年こそが本番」と立ち向かってゆきたいものである、と結ばれていた。
 “A happy new today!”今日も新しい「出会い」があるはずです。今動けば、必ず後に還ってきます。