ちょっと前に書いたのですが、もっと大事なことがあるのに、たぼけている役人さん、やっぱり経済か!ということ(国民の健康、頭が良くなるとかの理由は後付け?)
朝食とれば、1・5兆円市場? 農水省試算(11月22日8時1分配信 産経新聞)
 もし日本で朝食を食べない人が、毎日食べるようになれば、年間約50億食、総額約1兆5000億円の市場が生まれることが、農水省が初めて実施した試算で分かった。裏を返せば同等の経済的損失が生じていることになり、若者のコメ離れや自給率低下に頭を悩ませる同省は、タレントの優香さんを起用したテレビCMなどで「めざましごはんキャンペーン」を展開中だ。
 農水省は、平成17年度の人口や各種調査を用いて、総人口に占める朝食をとらない人の割合(欠食率)を10・7%と試算。とくに、20代が28・3%、30代は20・8%と若い世代の欠食率が高いことが浮き彫りになった。朝食を食べない人約1367万人が朝食(1食300円)を食べたと仮定すると、年間50億食以上、約1兆5000億円規模の市場に匹敵することが分かった。
 コメの消費低迷や自給率向上を目指す農水省は「朝食」に着目。食品関係業界と連携し、12月にかけてテレビCMやウェブ、マンガ、キャンペーンソングなどを用いて20〜30代を中心に、朝食を軸に「日本型食生活」の普及に取り組む。同省は「一口でも1杯でも、ごはんを多く食べてもらうきっかけになるようにしたい」としている。

 こんな取らぬ狸の皮算用のような仮定に何の意味があるのだろうか。あえて言えば朝食抜きキャンペーンをしたら結構増えるのではないかと思います。忙しい人にとって、一番のネックは睡眠と食事。この時間は何とか減らすことが出来るからです。まず、この社会システムがゆったりすることが先決で、信号で後ろからクラクションを鳴らされるような、この国では、朝食は抜きになっても、増えるということはないでしょう。宣伝費等の経費およびこの件に関する職員の給料は税金を使うのを止めて、業界からもらってください。もし、経済効果を実現するなら、まず交通渋滞による損失を、それもお金を極力かけないで解消して欲しいと思います。これはできると思います。
 あるお寺さんは、酒も不思議とやめられて、これも戒律を守れ守れの縁かも知れないと言っていた。近いうちに朝、昼の二食も実行できるかもとも言っていた。おおいにやって、釈迦時代の食事時間を守るキャンペーンでもしたらと思ってしまいます。一日に3回食べる文化は誰が決めたのか、4回食べている人はいないのか。日本人はもうこれ以上必要以上に食事を無駄に食べないこと。経済から離れてもっともっと広い目で世界を見られるようになりたいものです。こんな国の子供たちの将来は?