「輪島段駄羅」というものを初めて知った。
去年輪島の満覚寺に行ったこともあって、能登輪島には関心があった。

段駄羅は、江戸中期から明治にかけて能登の輪島で大流行した短詩型文藝。
 外見は俳句や川柳と同様に十七音の文藝であるが、五七五の真ん中の七音に異なる2つの意味を与え、上五と下五につなぐ独特の構造になっている。段駄羅は、中七が意表をつく別の意味に変身する‘転換の妙’を味わい、日本語特有の言葉の二重構造の面白さを楽しむ言葉遊びである。大正・昭和と次第に衰退し、段駄羅を知る人も途絶えかけたが、輪島市の島谷吾六(しまたに・ごろく)氏や中村裕氏などのご尽力により再興され、今では多くの段駄羅ファンが全国各地で段駄羅を楽しんでいる。』
http://www.geocities.jp/tgbqg409/Dandara.htm
 大流行していたものが昭和には衰退して途絶えかけたという・・・節談説教と通じるところがあります。能登能登節と呼ばれる節談のメッカでもありました。廃れて行くものを保存したり、復活したりできる余裕のようなものが現代の生活には必要なのではないでしょうか。そんなことから感謝とか御恩に気づき、幸せを感じ、「おかげさま」と喜びあえる生活が与えられることでしょう。