命どぅ宝ライブショー

 『沖縄から憲法を考える「ライブと講演のつどい」美ら海(ちゅらうみ)、美ら島(ちゅらしま) 命どぅ宝(ぬちどぅたから) いま、ウチナーから 共生と平和の心を。』を見てきました。いろいろと考えなければいけないことがありそうです。
沖縄の現状をいくつか挙げられました。昔も今も悲惨な生活を強いられているとの事。
それで本土の住民は沖縄の問題をどうすればいいのか?
正しい情報を共有するということが一番大事だと思いました。
国民の財産と命を守るはずの軍隊が、足手まといということで戦いを優先に沖縄の人たちの命を奪ったという事実は戦争という有事には、一般の常識は通じないと考えなければなりません。
このイベントの主催は「おかざき9条を守る会」です。憲法9条を守ろう、平和を守ろうということがメーンテーマで、それはみんなの願いだと思います。少なくとも今の憲法がある限りどんな理由があろうとも戦争が出来ないことになっています。それですら結構曲解して相当のことができるまでになりました。これ以上は無理なので憲法を改正して、戦争が出来る国に変えていこうとする勢力が忍び寄っていることは確かでしょう。いろんな理由をつけて正当化してきますが、平和を守ろうということに対して異論はないでしょう。世の中安穏なれ。
 会が終わってすごく空しい感じも覚えました。何も変わらない。歎異抄4章の「しかれば、念仏もうすのみぞ、すえとおりたる大慈悲心にてそうろうべきと」 南無阿弥陀仏

 しかし、大学の先生はもっと話し方を工夫したほうがいいようです。時間の使い方、声の調子、抑揚、時には身振り手振りなども使って、聴衆に聞かせる努力をしてもらいたいと思いました。