今日は一色町の本淨寺で13組の夏期講習会がありました。法話は三島多聞師でした。「摂取」「仏の眼」等について話をされました。「摂取」とは救いとって捨てない事。「摂」の字は「攝」とも書く。下の二つの耳は右の耳と左の耳、これは略すこともできるが、略すことの出来ない耳がある。それが法の耳である。「摂取」とは法の耳に気づくこと。そのためにも聴聞が大事であるということです。
 そして「仏の眼」を意識するようにする。人間の眼も慈しみをもつ場合がある。親の目である。しかし、親の目は盗むということがある。人の目は見てないところでは、どんな悪いことも出来てしまう。しかし、親が亡くなって仏になると、その目を盗むことは出来なくなる。聞いて聞いて仏の目を意識できるようになること、それも仏教の一つの目標、道である。
 明日も引き続き三島多聞師の法話です。会場は松木島の教栄寺さんです。念仏は「ハイ、南無阿弥陀仏」の法話が聞けると思いますよ。自分もまた聞きに行こうと思います。