7/4のブログに延べ70の方の来訪がありました。そのリンク元の中に‘節談説教研究会’というのがあって、そこを検索したところhttp://www.hdever.com/fushidansekkyoaudiovideoj.htmlというとてつもない音声、録画記録に当たりました。‘とてつもない’というのは自分の驚きをあらわしたので、知る人は知っていたことでしょう。このディバー仁美氏という方は存じ上げておりませんが、論文も発表され、しかも英訳して海外に節談を紹介しているとは。世の中広いというか、自分の情報網の狭さに恥じ入るばかりです。羽塚師は知っているようなので、どんな方かまた教えてください。こんなことは序の口で、30〜40年来の節談(説教)聴聞者はもっともっと貴重な音源を持っていることでしょう。何とか残して世間に発表してもらいたいものです。また、すでに世に出回っている興味深い記録もあるのでしょう。地道に探究していきたいと思います。節談説教の情報をウェブ内で知っている人は教えてください。

                  • -

 2005in比叡「天台宗開宗1200年慶讃大法要 日本伝統芸能祭典」という法要で伝統芸能のご奉納ということでプラハグレゴリオ聖歌の公演があった。CDを聞いたのですが素晴らしい荘厳な響き、ぜひ生で聞いてみたいと思うのは、節談説教に通じるところがある。
 いま、仏教音楽が注目されているように思う。本願寺仏教音楽・儀礼研究所というところが「佛教音楽」ニューズレターを出している。2007年1月31日発行第四号では「特集:伝統の音声」ということで、関山和夫先生が特別寄稿「音声の荘厳」と題して節談説教について書かれている。また、法話楽団・迦陵頻伽主宰西脇師の「いのちの尊さを音楽とともに語りかける」と題して中日新聞の記事から紹介されている。またハワイで開かれた第13回世界仏教婦人会大会報告には体験型イベントということで身体を動かし共に歌い、生かされてある歓びと感動を分かち合うことの重要性を知ったとのこと。また様々な団体がコーラスの会を結成しつつある。このような地道な、しかし組織による情報の発信は必ず近い将来に花開くものだと期待している。今宗教界は「音楽・声明・音声」がキーワードとなりつつあるようです。

                  • -

とんでもないところからリンクで来た人へ、
このブログは仏法を語れる場として、いろいろ発信しています。日常生活のいたるところからヒントに、仏教と関連つけて考えたいと思っています。いろいろな語句から、期待した情報でないブログに迷い込んでしまったと思っても、ちょっと一服して行って下さい。
 本堂の無いバーチャル寺院「こころの寺」は誰もが持てるお寺。世の中にお寺の住職になろうと仏法を学んでいる人はたくさんいます。しかし、どれだけの人が真剣に仏法を考えているでしょうか。また、仏法を語れる場を求めているでしょうか。そんな疑問から生まれた」のが仁隆寺です。
 そして「こころの寺」構想は、全国のそのような人がそれぞれ「こころの寺」を持って仏法を発信しあうことによって、「自己とは」の課題に取り組み、一人一人の気づきによって既存寺院を中心にしたコミュニティーの復活を図ろうなどと思っているわけです。それを仮に「ひとり一ヶ寺運動」ということにしましょう。自分もそんな活動をしたいという人があれば是非連絡をください。宜しくお願いします。