仏壇について

ほとんど書いていなかったので、寺院仏具ですが、お仕事の一部を紹介します。 先日納品した"須弥盛"が 報恩講で活躍しました。

お盆は提灯の季節。お店の中はところ狭しと盆提灯が飾られています。 そんな中で、ひときわ目立つ存在が、真宗大谷派の切子提灯です。 まだ、なかなか在家の方には認知されていませんが、真宗のお盆はこれひとつと言っても良いお飾りです。6/23、24と岡崎教…

自分にとって仏壇はお仕事です。いつも誰が欲しがっているのかを考えています。周辺の知識にもアンテナを張っています。そこで、TVを見ていたら、お彼岸の生花事情をレポートしていました。今年は暖冬で、生育が早く、お彼岸前に出荷したために彼岸の時期に…

三河仏壇には、金箔を使用します。その金箔を生産しているのは金沢です。2年前に研修旅行で、金箔の生産工程を見に行きましたが、驚くことも多く面白かったことを思い出します。今日の23:54テレビ愛知で「匠の肖像 金箔に命」をやっていました。早速調べて見…

置く場所を考えて選びましょう。 仏間の巾、奥行、高さを測ってから、仏壇を見ましょう。 仏間の巾は扉を開く分の余裕(左右20㎝ぐらいずつ)を見ておいてください。仏間の高さは天板がなければ、仏壇の長押が仏壇の頭にかぶさっても構いません。ただし、仏壇…

お仏壇の価値はどこで決まるの? 金仏壇は金箔と漆の塗り方、唐木仏壇は唐木の種類と唐木の割合がポイント。

仏壇には金仏壇と唐木仏壇の2種類があり、 普通の仏壇(背の高い重ね仏壇)と 上置き用仏壇(地袋付仏間用仏壇)と 箱壇(家具などの上に置く仏壇)とがあります。(三河地方での呼び方)

お仏壇のはじまり 日本書紀によると、お仏壇の始まりは白鳳14年(西暦686年)に天武天皇のもとで、「諸国の家ごとに仏舎をつくり、即ち仏像と経ちを置きて礼拝供養せよ」との勅命が出され、当時の有力者たちが自分たちの持仏堂をつくりはじめたことがキッカケに…