『末燈鈔』と言われると、歎異抄とか唯信鈔みたいなものかと
勝手に思い込んで。何か意味も分からずに敬遠してましたが、
内題「本願寺親鸞大師御己証並辺州所々御消息等類聚鈔」
が書名で『末燈鈔』は後代の命名だそうです。
ということは、『末燈鈔』とは親鸞聖人のお手紙ということです。
昨日の勉強会のそんなことに興味を持ち、
石田瑞麿著「親鸞とその妻の手紙」を引っ張り出してきました。
解説、注釈が多くて分かりやすいです。
新装版ではなくて、昭和54年発行第5刷の古本ですが…。
なにか新鮮ですね。
http://www.shunjusha.co.jp/detail/isbn/978-4-393-16016-9/ 
 
ところで、先週の授業でお東の聖典には入っている恵信尼消息の1通,2通目が
お西の聖典には譲り状ということで消息ではないとして集録されていないと
いうことを聞きました。
難しいところでしょうが、いろいろなところで考え方に違いがあります。