岡田克也副総理は7日の記者会見で、内閣府が3月に行う自殺対策強化月間のキャッチフレーズ「あなたもGKB47宣言!」が自殺対策に取り組む民間団体から「不謹慎」と批判されているのを受け、撤回すると表明した。税と社会保障の一体改革に理解を得るため、政府の歳出削減に力を入れている岡田氏だが、印刷済みだったポスター25万枚を回収・廃棄して新たな標語に差し替えるため、約300万円の無駄が出る結果になった。
「GKB(ゲート・キーパー・ベーシック)47」は人気アイドルグループのAKB48をもじった造語。新たな標語は奇をてらわず「あなたもゲートキーパー宣言!」とする。

「あなたもゲートキーパー宣言!」も良いとは思えない。これだと「あなたもGKB47宣言!」の案がでてくるのも無理も無い。あまり認知度のないゲートキーパーの語に拘っているのがいけないように思う。もし、それを言うなら「ゲートキーパー」とかいう小説でも書いて流行らせたほうがよっぽど影響力があるのではないだろうか。
"ゲート・キーパー"とは自殺予防の分野においては、地域や職場、教育等の分野において、自殺のサインに気付き、見守りを行い、専門相談機関による相談へつなぐ役割が期待される人材のことだそうである。

すべてがどうも上滑りしている。