チャイナ・シンドローム

朝から、今日中に返さないといけない「チャイナ・シンドローム」のDVDを見ています。

この映画が公開されたのは1979年3月16日であるが、それからわずか12日後の1979年3月28日に、ペンシルベニア州スリーマイル島原子力発電所で本当の原子力事故であるスリーマイル島原子力発電所事故が起きた。この事故もあり、映画は大ヒットを記録することとなり、それまで医学用語としてしか使われていなかった「シンドローム」(症候群)という言葉が、他の言葉と組み合わさり、「 - シンドローム」という形で社会現象などを表す言葉としてしばしば使われるようになった。

「シンドローム」、今では普通に使っていますね。
この映画が公開されたのが1979年3月16日だそうで、2011年3月11日まで人間に進歩無し?
人間の本質は変わらないのなら、それに合わせてシステムが進歩しないと…。
ここが政治哲学の問題です。大小の悪をどう扱ったらみんなが幸福になれるか。
“みんなが幸福になる”ということすら、今の政治は考えていないように思えます。
 
大ヒットしたという割りに自分は福島の原発事故があるまで知りませんでした。
題名を聞いても中国の映画かと。
自分にとって1979年は19歳、大学の寮でTVも無く、
情報が遮断されていた年だから仕方がありません。
しかし、映画の中の原発の機械類は今から見たら本当に古臭く、
30年も前の古い原発を使っていることはやっぱり恐い気がします。
主演はジェーン・フォンダ。先日見た『十二人の怒れる男』の主人公役のヘンリー・フォンダの娘。
たまたま、この1週間にフォンダ親子の映画に縁がありました。