中日新聞福島県双葉町の歩んだ道が書いてありました。
一度甘い汁を吸わせて、骨の髄まで搾り取るという
何か本当にいやになる歴史です。
貧しかった町が狙われました。大きく見だしに
「それでも、ないと生きていけない」と書いたありました。
出稼ぎに行くしかなかった農家を原発は豊かにさせた。
原発で潤ったお金でバブル期に箱物をつくった。
しかし、バブル崩壊後施設の維持管理費で、財政破綻
さすがに2002年の福島第一原発のトラブル隠し、
データ改ざんで、町議会は建設凍結を決議した。
しかし、財政再建のために2007年に解除し、
7号機8号機も容認せざるを得なくなっていたとか。
 
そして、現状の見出しは「帰るところがねぇ」
情けなくて何も言えません。
   
原発誘致したところはどこも同じような道のりを歩んでいませんか?
 
逆にいうと原発はどこも反対だったのではないでしょうか。
東京には絶対できないと東京の人は安心して、他に押し付けています。
沖縄の米軍基地と同じ構図ではないでしょうか?

誰かが敷いたレールにのった政策を補助金などで何が何でもごり押しするというような
日本の政策決定のあり方の根本を変えることまで考えて欲しい。
そして、原発やダムのように大事な案件は推進でも反対でも住民がフェアに選べるように
情報は必ず公開するという罰則を伴う法律の整備が早急に必要だと思います。
 
いくら書いても自分ではどうしようもなく、空しいだけなので、
原発については、なるようになると見守ることにします。
何かできることには、協力したいと思います。