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今日は休みでTVを見る。「総合テレビ スタジオパークからこんにちは」。
ゲストは川上未映子さん。
一回で興味が湧いてきました。芥川賞作家というくらいは知っていたが、この人のことは全くといって知りませんでした。
考え方が非常に面白いのです。哲学的といっていましたが、確かにそのようです。
「ヘブン」も善悪の境を突き詰めて行きたいということから、書き始めた小説だそうです。
6歳ころにおじいさんが亡くなったときに、死んでいくのになぜ生まれてきたのだろうと感じたという。
足を手で触っている時に、感じているのは手だろうか足だろうか。手の方が敏感なのだから、今日は足に神経を集中して触ってみようとか。
口の中の唾は飲み込めるのに、一度口から出すともう飲めないのは何故だろうとか。
残飯はいつごみになったんだろうとか。
法話でも言われるようなことを、NHKのスタジオで「いいんですかぁ?」といいながら語ると、会場はへえ〜という雰囲気になる。
いいですねぇ。もっともっと語って欲しい。「生は苦なんです」。こんなことさえもスタジオでは新鮮らしい。
法話で僧侶がいっくら真剣に熱意を込めて語っても、TVの影響力には到底かなわない。
池田晶子さんがいない今ぜひとも頑張って川上ワールドを作っていってもらいたいです。
ブログはこちらhttp://www.mieko.jp/
その中の 2005.03.27私はゴッホにゆうたりたい が小説家になるきっかけだったそうです。