9/13の新聞を見ていたら、大きく本の広告が出ていた。
ひとつは「しがみつかない生き方」香山リカ著。これは早速購入してしまいましたが、その向かい側に五木寛之著「人間の運命」というものがありました。その日にも見てはいたのですが、「また、出したか」くらいのことであまり興味も無かったのですが、よく見ると「運命とは何か?運命は変えられるのか。『大河の一滴』から十一年をへて、いま五木寛之が到達した究極の人間論。親鸞のことばに隠された謎が、ここに明かされる!!」とありました。
親鸞のことばに隠された謎が、ここに明かされる!!
には、興味をそそられます。どんな謎で、本当にそれが明らかになるのか。
五木寛之さんはこの8/31で「親鸞」の執筆を完了しました。チャンスがあれば後半の人生も書きたいと思うと同時に、それが成就するかどうかは他力の計らいだと言っていました。小説「親鸞」は沢山の人との出会いをもたらし、新聞小説でこうも反響があったことは今までなかったとも書いていました。そして、内容についての誤りの指摘もいただいたとも書かれていました。そんな経験がまた新たな親鸞像をあぶり出し、作者自身の心境の展開をもたらしたとしたら、非常に興味深いことです。
ただ、薄く英語で”Change your Fate”と書かれていたのには、これでは、他の自己啓発本と同じになってしまうのではないかという疑問が残りますが…。