最近、ずっと宗教や真宗の教えだけではなく、生きていくための思考には共通項のようなものがあるようだと思うようになってきています。
 本屋さんにいくと「こころ」に関する本が、それこそ読みきれないほどに並んでいます。その中で田池留吉著「意識の流れ―アルバートとともに―」という本を見つけました。立ち位置が宗教かそうでないかというだけで、言っていることは法話のようなことです。また、宗教では救われないとは言っていますが、宗教っぽいところはあります。自分はこの田池留吉という方を全く知りませんので、何も分かりませんが、興味のある人は、あくまでも自己責任でhttp://www.1genki.net/ishikinonagare.htmをご覧ください。
 アルバートとは、すべてを包み込む喜びのエネルギーだそうです。アルバート阿弥陀とか他力とか念仏とかに置き換えると立派な法話になります。というか、人間の思考などと言うものはそうは変わらないのかも知れません。ビッグクロスと言ったりコロヒラットと言ったり、みんな迷って、自分にぴったりのものを探し出そうとしていますが、本質は似たようなものなんでしょう。南無○○を見つけようと、拠り所を探しているのです。