水曜日の「アイシテル」を家族で見ているのですが、高校生の娘が、「題の下についている、『海容』って何?」と疑問を持ちました。自分なんかは、何となく寛容と似た意味だろうと思っていましたが、改めて考えてみると本当はどういう意味なんだろうと、いい加減なものです。
 海容とは、「(海が広く物を容れる意)寛大の心を以って、人の罪過をゆるすこと」だそうです。寛容とほぼ同じ意味です。ただ、寛容の②には「他人の罪過を厳しく責めないというキリスト教の重要な徳目」とあります。そういう意味で考えると、仏教では『海容』の方がその心を表しているような気もします。
 「海容」…今年の座右の銘にしたい言葉です。