またゲストになってしまいましたが、うまく入ることができました。今後は大丈夫。
 
 今日は、安城市の仏教会の花祭りの記念講演会を聞きに行ってきました。ひろさちや氏の講演でしたが、400人くらいの会場の8割くらいのお客さんかなと思いました。ちょっと寂しい気もしますが、今の時代、人を呼び集めると言うことは、意外に難しいのかもと考え直す必要があるみたいです。
 講演はマイクの性能もよく、非常に聞きやすかったとも思いますが、途中20〜30分寝てしまっていたみたいで、黒板に書いてある文字がいつの間にか変わってしまっていました。しかし、松尾芭蕉の俳句『花色々 おのおの花の手柄かな』を教えていただけたことと、人間はもともと一本足、二人で二本足になるのであって、二人が二人三脚で歩くのではないという話はなるほどと思いました。愚かとか、凡夫とかいうものも、もともと不完全なものという意味をイメージすれば良いのだと気づきました。
 
 帰ってきて、村山由佳さんの「天使の卵」を読んでいたら、西行法師の歌が出てきました。
 「ねがわくは花のもとにて春死なむ その如月の望月のころ
 「如月の望月のころ」というは、仏教を学んでいれば、すぐにお釈迦様の亡くなった日、2月15日ということがわかります。その日には過去2回ほど涅槃図の絵解きもしたことがあります。でも何か忘れていないかという変な感じになりました。
 信じられないことですが、2月15日は長男の誕生日なのです。今日の今までその日が息子の誕生日とは気がついていませんでした。(話のネタが一つあったのに)。ここ何年か、誕生日をあまり意識しなかったということです。長男の生まれるときには、2月16日になれと願いました。それは、ジョン・マッケンローの誕生日だったから。しかし、お釈迦さまの入滅の日が息子の誕生日だったなんて。
 今日は歌に縁のある日でした。