ひつぎ突き落とした男、葬式妨害容疑で逮捕
 知人の親族の葬儀で、ひつぎを祭壇から突き落としたとして、東京・世田谷区の会社役員・新保修洋容疑者(42)が葬式妨害容疑で逮捕された。葬式妨害容疑での逮捕は非常に珍しいという。
 調べによると、新保容疑者は去年10月、東京・品川区の葬儀場で行われた会社関係者の親族の葬儀の最中に、ひつぎを祭壇から突き落とした疑いが持たれている。新保容疑者は、出棺直前に「線香をあげさせてくれ」などと大声で叫びながら葬儀場に乗り込み、祭壇に置かれていたひつぎを突き落とし、ひつぎの中の遺品や花などを散乱させたという。
 調べに対し、新保容疑者は「足元がふらついて、手をついたらひつぎが倒れた」と容疑を否認しているという。
 刑法188条によると、葬式妨害罪は「説教、礼拝または葬式を妨害した者は、1年以下の懲役もしくは禁固、または10万円以下の罰金に処する」となっている。

 
 葬式妨害罪というものがあるとは。説教を妨害したら罪になる?お寺さんにとって強い味方が現れましたね。